生まれ育った環境で人生は決まる?
こんにちはRikuです。
セブに来て約1週間が経ちました。
今回は自分の旅や今回の留学を経験して浮かんだ疑問について書いていこうと思います。
その疑問とは
「生まれ育った国・地域・人種でその人の人生は決まってしまうのか」
です。
自分は今までアジアでは3つの国へ行きました。
フィリピン・インドネシア・タイの三カ国です。
それらの国は東南アジアということもあり、少しばかり似ている印象を受けました。
やはり日本とは大きな違いがあるというのをものすごく強く感じました。
例えば、フィリピンでは道路の舗装が行き届いていない部分があり、陥没していたり道端で犬が死んでいたりゴミが散乱していたりと日本では見られない光景の連続です。
またストリートチルドレンや物乞いをしている人も少なくなく、本当に日本とは異世界です。
日本にいると自然と疑問を持たずに生活をしてしまいますが、日本はとても安全で綺麗です。
それは海外に出てみないとわからないことだと思います。
そんな風に考えているとふと
「自分がもしここで生まれたとしても今のように夢を持ち、目標を持ち生活できていたのか」
という疑問が浮かびます。
そのような疑問が生まれる要因はまだあり、
語学学校の先生と話しているとほぼ全員がセブから出たことがありませんでした。
自分はその時たまたまかなと思っていたのですが、
このようなツイートを発見しました
https://twitter.com/hirotakayamaoka/status/1099247786401263618?s=21
これに衝撃を受けました。
自分は経済的に余裕がないためにいけないものだと勝手に思い込んでいました。
もちろんそのような理由の人もいることでしょう
しかし、僕らは普通に取得できるパスポートをとることができない人がいるという事実を何人の日本人が知っているでしょうか。
つまり自分がフィリピンに生まれていたら海外に行く権利さえ無かった可能性があるということです。
その中で自分が今と同じように海外に憧れ、目標を持つことは不可能なのではないかと感じます。
このような事を経て思ったことはただひとつ
自分は幸せである
ということです。
慣れてしまって気づくことが難しいですが
●家がある
●毎日三食食べれる
●毎日お風呂に入れる
●安全に眠ることができる
●趣味がある
●海外に行ける
●仕事がある
●筋トレができる
上げればきりがありませんがこれらはものすごく幸せなことなのです。
さて今回のタイトルでもある
「生まれ育った環境で人生は決まるのかどうか」についてですが
自分の今のところの答えは
7割は決まってしまう
です。
さきほど書いたようにもし生まれた国でパスポートが取得できなかったり、行ける国がものすごく少ない場合自然と生まれた所で学校に行ったり職を見つけなければいけなくなります。
そうなると選択肢は自ずと狭くなりますよね。
でも自分は全てが決まるわけではないと思います。
そう思う訳にはある実験が関係しています。
その実験とは
アメリカで黒人の多く住む地域で生まれ育った少年は周りの友達に影響され一緒になって盗みや暴力など悪さをはたらいていました。
その少年を1人だけアメリカの白人が多く住み、多くが大学に通うような地域に移しました。
そうすると彼は勉強熱心になり、大学を目指すようになったのです。
そしてその後もう一度彼を生まれ育ち悪さをしていた地域に戻すとなんと彼は周りに流されることなく勉強することをやめなかったのです。
この実験結果からわかることは
環境はそれほど重要ではない
ということです。
彼はおそらく勉強したいという気持ちを持っていたのでしょう。
その結果一度それをやると、環境が変わっても彼自身は変わることはなかったのです。
これが自分が環境によって人生の全てが決まってしまうことはないと思う理由です。
もちろん同じ人間を同時に誕生させるのは不可能なのでこの問いは推測でしか語れないですが、もし全く同じ人間が違う環境に生まれてもその人が強い意志を持っていればだいたい同じような道を歩んでいくのではないかと思うのです。
あなたはどう思うでしょうか?
以上Rikuでした。